杖遣いのつえ

こんにちは、杖の人です。つえではなく、“じょう”と読みます。 スポーツチャンバラ、通称「スポチャン」にハマってすっかり十数年……。 そんな私の練習や指導を通じた発見などを、紹介していく個人ブログです。 【注】これは杖の人の主観に基づいたまとめです。感じ方にはそれぞれ個人差があります。 スポチャンの公式情報は、スポーツチャンバラ協会の情報を確認してください。

審判講習会 2019年4月7日!

4月7日に審判講習会がありました。


これはスポチャンに関する会長の基準や世界観を、指導者や選手が一緒になって学ぶ勉強会です。
会長から、「勉強会だから」と色々とお話を聞くことができます。
得物の取り回しや、人生観、冗談などさまざまなお話が織り込まれています。
杖の人には情報量が多いため、お話を一度で聞いて理解するのは中々大変です。

 

さて、まずは基本動作の審判から。
これは参加者全員の前で基本動作をやり、その完成度を多数決方式で判定していく方式です。
基本動作の審判資格が欲しい方は、合格基準に至るよう頑張ります。
因みに会長が基本動作を見る上で重視するのは、『気剣体の一致』とのこと。

さて、審査の結果は……。
例年通り、杖の人は7割くらいの成績に。
合格まで今一つなんですよね。
やはり審判は難しい……。

 

続いて、基本動作のグランドチャンピオン戦の時間がきました。
B郡の審査でうまかった二人に加え、有志で参加を募ります。
手さえ挙げてしまえば早い者勝ちで参加できるので、もちろん参加する杖の人。
今回は楯小太刀で参加しました。
杖の人とはいかに?


なんとなく前にやっていた審査での、楯の使い方が気になったのと、そもそも楯小太刀で出場する選手があんまり居なかったので選びました。
自分のがどう評価されるのかも、気になりますからね!

 

あれよあれよというまに、決勝戦まで辿り着きました。
巡り合わせが良かったみたいですね。

 

しかし、やっている間に気付いた事を織り込みつつやるという欲張りをした結果……決勝戦にも関わらず事故りました。
あーこれはダメだ……と思いきや。
意外とこちらに旗をあげる人もいました。

ミスはあれど、気剣体の一致は良かったのかな??
そうだったとしても、色々な要素を纏めきれなかったのは反省ですね。
完成には至らなかった部分は、次回形を整えて披露したいですね。
お土産を活かして、さあ練習だ!

 

前半で気力を使い果たしたのか、後半の打突の審判はとても大変でしたとさ……。
ただ会長親子の繰り出す突きの鋭さは、傍目からみても心に刻まれるものがありました。
いつかはあんな風に上質な突き技を出せるようになりたいものですね。

でもまずは体力気力を増やさないとだよ!

 

おまけ
今回の講習会で決勝まで残っていたからか、「頑張ってね」と会長から美術雑誌とお茶のプレゼントが。
ただ貰えるものが二択だったので、どっちがいいか考えてしまい……。
結果会長から「決めるのが遅いよ」と言われてしまいました。
なるほど……選手でも審判でも判断の速さが大切ですよね。
パッと考えをまとめてパッと決断する。
んー、まだまだ修行が必要ですね!

 

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